Sing Street / シング・ストリート 未来へのうた ~バンドメンバーの集め方


80年代好きにはたまらなかった!最初から音楽がよくて、お兄ちゃんの分析もおもしろかったし、愛を感じるし、だんだんとファッションが染まっていくのも楽しくて、かわいかった。見ていて、何がすばらしいって、子どもたちの顔。やっぱりバンドは見た目が1番重要だよねって再確認した気がした。それぞれ立体的な人間で深みもあるんだけど、二次元に変換できるようなわかりやすい個性が見た目にも性格にもあるっていうのは強みになると思った。それはバンドだけじゃなくてアイドルグループとかでもだけど。それが、このシング・ストリートではしっかり組まれてて、自伝的だとはいうけど、メンバー構成とかはどこからが創作なんだろう。


コナー(Ferdia Walsh-Peelo):ボーカル、ギター
最初は『Freaks and Geeks』の弟サムみたいな、ほっぺたが赤い冴えない男の子なんだけど、化粧したら映える!フェルディア・ウォルシュ‐ピーロが元から整った顔立ちなので、多少冒険した髪型でも似合うし、ロングコートや肩パッドジャケットなんかも着こなしてた。コナーはラフィーナ(Lucy Boynton)という女の子に出会って、その熱量でシンガー・ソング・ライターとしての才能を花開かせていく。実際のバンドやろうっていう少年たちもそうやって来たのかなと思うと感心する。ファースト・ギグでの生の盛り上がりの感じとか熱さとか、若い子がバンドやって脚光をあびるってあんな感じだったのかなとThe Viewを思い出していた。


ダーレン(Ben Carolan):マネージャー、プロデューサー、カメラ監督
転校生のコナーにいじめを耐え抜くコツを伝授するところから出会うダーレンは、小さいけど頭が切れる子。ベン・キャロランの赤毛の巻き毛に歯列矯正器という見た目がただものじゃない感出てて最高。しかも言うことは賢そうだけどまだ子どもの世界の住人という感じなギャップもたまらん。


エイモン(Mark McKenna):ギター(楽器全般)
バンドをやろうとコナーに言われてダーレンが1番最初に紹介したのがエイモン。父親がカバーバンドをやってるから楽器が自宅にあって、一通り何でも演奏できる。大きな眼鏡にダサ80sファッションで友だちはウサギだけっていう超個性的なエイモン。マイペースなコナーが突然作曲しようってやってきてもいつでも付き合う良い相方。しかも熱血一直線型のコナーに対してクールなポジションなんだけど、女の子にモテるってこともちゃっかり意識してるあたりがかわいい。素のマーク・マッケンナはフェルディア・ウォルシュ‐ピーロよりも現代的なかっこいい子だと思う。どこかで見たことある顔だと思って考えていたんだけど、思い出せない。


ンギグ(Percy Chamburuka):キーボード
ダーレンがその次にメンバーにしようと提案したのが町で一人の黒人ンギグ。理由が「その方がかっこいいから」ってさすがプロデューサー!

ギャリー(Karl Rice):ベース
ラリー(Conor Hamilton):ドラム
その後、「バンドメンバー募集」の張り紙を見て入ってきたのがギャリーとラリー。全部が小さいギャリーにカウボーイの格好させるとか天才すぎ。ラリーに関してはあまり個性がないんだけど、前半に個性詰め込みすぎて息切れたのかな?

バリー(Ian Kenny):ローディ
最初からこの子は他の生徒たちと違うぞっていう見た目で、わかりやすいスキン・ヘッズなバリー。過酷な状況にいるからこそのいじめってのもわかりやすい。コナーとダーレンがバリーを無視しないでくれたのがありがたい。


「Sad Happy」のお手本にしたのがThe Cure!この立ち方かんぺきだよね。青春映画にThe Cureが流れると涙腺崩壊する人なので、そこが1番来た。


ほっぺたが赤くて落ちそうなフェルディア・ウォルシュ‐ピーロがダッキースタイルするとはまりすぎる!あのジョン・クライヤーもほっぺたにまだ幼さが残っててそれで背伸びしたおしゃれするのがかわいい。


こうしてると普通にいまどきのバンドに見えるから、メイクと衣装の力ってすごい。


コナーの兄(Jack Reynor)がコナーに言った長子論が新鮮だった。夫婦、家族という未開のジャングルをたった一人で切り拓いてきたのが自分だ。末っ子は均された道を揚々と歩くだけだからいいよなって。夫婦の離婚が許されていない時代ということもあるのか、耐えるしか方法がない中での解釈なのかもしれない。それでも、10代で人生これからな弟がやりたいことをやって輝いているのを見て、知識はあってもずっと家にいて独りで何もやることがない自分を比べて焦って苛立つ気持ちはわかる。ジャック・レイナーは『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』でもよかったけど、今回もよかった。男性ホルモンが濃すぎず薄すぎずちょうどいい感じ?


Ost: Sing Street
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