Keir Gilchrist キア・ギルクライスト / ヤングアダルト小説の文化系主人公やってほしすぎた

by - 9/12/2016


Keir Gilchrist / キア・ギルクライスト
生年月日: 1992年9月28日
生まれ: イギリス ロンドン カムデン・タウン
育ち: カナダ オンタリオ州 トロント

Filmography :

2004 : The Right Way - Young David
2004 : Saint Ralph (リトル・ランナー) - Kid Collins
2005 : Horsie's Retreat - Louie
2005 : The Waldo Cumberbund Story - Young Waldo
2006 : A Lobster Tale - Mike Stanton
2007 : Dead Silence (デッド・サイレンス) - Young Henry


2007 : The Winner (TV Series) - Josh McKellar


2007 : Life with Derek (TV Series) (ライフwithデレク) - Jamie
2008 : The Egg Factory  - Matthew Hanson
2008 : The Rocker (ROCKER 40歳のロック☆デビュー) - Moby Type Kid
2009 : Just Peck - Michael Peck


2009 : Hungry Hills - Snit Mandolin
2009 - 2011 : United States of Tara (TV Series) (ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ) - Marshall Gregson


2010 : It's Kind of a Funny Story (なんだかおかしな物語) - Craig Gilner


2011 : Matty Hanson and the Invisibility Ray - Matty Hanson
2014 : It Follows (イット・フォローズ) - Paul


2014 : The Heyday of the Insensitive ######## - Michael
2015 : Dark Summer - Daniel Austin


2015 : The Stanford Prison Experiment - John Lovett
2015 : Len and Company - William
2015 : Tales of Halloween - The Stranger
2016 : The Good Neighbor - Sean


2016 : Katie Says Goodbye

キア・ギルクライストといえば、『United States of Tara』のマーシャル、ムーシュ、マシュマロ。多重人格の母親(トニ・コレット)に振り回される家族の中で最年少なのに1番しっかりしている息子。母親に負けないくらい破天荒な姉(ブリー・ラーソン)が出すちょっかいの被害に遭ってる姿もかわいかった。そして、先輩への片思いと失恋、LGBTクラブ内での恋愛のエピソードも、同時期にやっていた『グリー』のカートに知名度では負けてるかもしれないけど、甘酸っぱさは負けてなかった。

そして、『It's Kind of a Funny Story』の精神科に入院した男の子もはまってた。これはヤングアダルト(YA)小説の映画化なんだけど、これ以外の映画化されたヤングアダルト小説の主人公が文化系なものは、ほとんどキアが当てはまるんじゃないかって思う。例えば、『ウォールフラワー』(2012)のチャーリーは、ローガン・ラーマンじゃなくてキアにやってほしかった。『United States of Tara』で色々と体験して世界へ参加していくところとか、『It's Kind of a Funny Story』の精神を病んだ人との関わりとか、チャーリー要素を証明してきたキアなので、上手くできるのは間違いない。ただ、ローガンほど、主役としての華がないのが原因か……。『Paper Towns』のQや、まだ映画化されてないけど、『Looking for Alaska』のパッジも、キアがもっと若い頃だったら合ってたと思う。2012年に活動がぱったり消えているのが気になる。

その頃、Devon Bostick(『Diary of A Wimpy Kid / グレッグのダメ日記』)やLogan Miller(『I'm in the Band / 爆音家族』)とかと、『Welcome to Mainstage』っていう自主制作映画をつくっていた。それは結局公開されてないと思うんだけど、その活動のためだったのかな?Thomas Mann(『Project X / プロジェクトX』)とも仲いいんだよね。そこらへんのみんな年も近いし、まとめて青春映画に出てしまってたらよかったのに。



キアは青春映画の文化系な役どころで言っても、ジェシー・アイゼンバーグやアントン・イェルチンやマイケル・セラともまた違った感じ。挙げるなら、若い頃のトム・スターリッジとか『Undeclared』のジェイ・バルチェルとかかなと思ってたので共通点を考えてみたら、やっぱり主役級の華が欠けてるのかな?先輩俳優で言ったら、イラン・ミッチェル=スミスが1番に出てくるんだけど、彼は活動期間がものすごく短い。でも、キアは『It Follows』でまたこの道に戻ってきた感じ。さて、これからどうなるか?

関連:
Josh Hutcherson ジョシュ・ハッチャーソン / アメリカの子ども代表
Logan Lerman ローガン・ラーマン / アメリカの息子代表

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