マリウスとタオ ~愛され力

by - 7/21/2016


マリウスとタオには共通点が多いと思っていて、その最たる点は「愛され力」だと思う。2人にどんな共通点があるのかまとめてみたい。

そもそも「愛され力」って?って思って調べてみると……


anan No. 1987
絶対、誰からもモテる女になる実践テク!
愛され力
強化ドリル
http://magazineworld.jp/anan/anan-1987/

こんな感じで「愛され力」=「モテ」みたいな語られ方が多かった。
だけど、「愛され力」って女子だけが必要なものではない。

柳瀬 「営業って、実は編集以上に属人的な能力が必要だったりする。最終的にはさっきの“熱さ”の話にもつながるけど――アイドルとも通じるものが必要。言い替えれば『人に好かれる能力』だよね」
小林弘人、柳瀬博一 『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』

これからの時代、自分ひとりで何でもできるだけではなく、まわりの人たちと協働していくためのコミュニケーション能力は重要になってくる。コミュニケーション能力って大人になってからでも訓練して身につけられないことはないけど、子どものうちに身につけておく方がいいはず。さらに“天然”で人に好かれるように育つならもっといいはず。

ということで、その例かも?ということでマリウスとタオを見ていきたい。

まずは簡単なプロフィール。


マリウス葉(マリウスシュミッヒ葉成龍ユリウス)
2000年3月30日(16歳)
ドイツ・ハイデルベルク出身
2011年 ジャニーズ事務所入所
    Sexy Zoneデビュー


タオ(黄子韜 ホアン・ズータオ)
1993年5月2日(23歳)
中華人民共和国山東省青島市出身
2010年 S.M. Casting System
2012年 EXOデビュー
2015年 EXO脱退
    中国で歌手・俳優活動

共通点1:グループの最年少(末っ子)

タオは元になっちゃうけど、2人ともグループの末っ子ポジション。さらにタオは正確に言うとEXO-Mでは末っ子。EXO全体の末っ子ではないけど、カイ、セフンとマンネズ(マンネ=末っ子)呼びされていた。グループでお兄ちゃんたちにもまれながらも、かわいがられているところが似ていると思う。『Sexy Zone CHANNEL』と『EXO'S SHOWTIME』はその様子がたくさん見られるのでおすすめ。
ちなみに、マリウスは実生活でも兄姉がいる末っ子。タオは一人っ子。



共通点2:外国からやってきた

マリウスはドイツからジャニーズの仕事のときに来日して働いていたそう。最初の方は日本語がまだあまりうまくなかった。タオは中国から韓国にやってきてSMの練習生になった。韓国語も他のメンバーに比べるとまだできなくて、ふにゃふにゃしゃべる韓国語がかわいかった。

共通点3:家がお金持ち

マリウスはつい最近、ドイツの実家をTV番組で公開していた。通りに面した敷地を持ち、写真集を出すくらいのおしゃれな家。タオについては正確な情報がないけど、お金持ちといわれていて、これが家なら相当だと思う↓

Z.TAO🔴黄子韬さん(@hztttao)が投稿した写真 -


共通点4:好奇心旺盛で物怖じしない

ここからは主観も入ってる性格的な部分。私はマリウスが出演した『爆笑学園ナセバナ~ル!』が大好きで、ときどき思い出しては見返している。全国の同級生にマリウスが会いに行くという内容。その土地の子どもを通してそこならではの文化に触れていく。たとえば、沖縄では闘牛をやっている少年たちと出会う。ドイツから来たマリウスにとって初めてのことばかりなんだけど、何でもやってみて、おもしろがれるところがいい。出会うのが同年代の子だからなのかもしれないけど、初対面の人に対しても物怖じせずに、どんどんからんでいく。

タオは『EXO'S SHOWTIME』のカルメ焼きおじさんのエピソードが好き。中国メンバーに韓国を案内しようという企画の一場面。そこに至るまでも、マイペースで感動やさんなタオの姿にほっこりする。昔の姿を残した町でカルメ焼きをやってるおじさんがいて、そこにメンバーたちが立ち寄るんだけど、タオは最初から興味津々でおじさんのやることや言うことに感動してリアクションしてて、最初固い表情だったおじさんもだんだんと表情が緩んできて……。心温まるドラマを見た気分。あと、『ジャングルの法則』もタオのいいところがすごく出ていた番組。虫に怯えていたのにカメは食べられるとことか。



共通点5:かわいがられる

さっき挙げた番組でも見られた特徴として、初めて会ったような人からもかわいがられてしまうところが似ていると思う。きっとそれは、物怖じせずにそこへ入っていくときに、心がフラットだからなのかなと思う。自分は都会から来たとか、先進国から来たというような上から目線のようなものが感じられない。それよりも、下からぐいっと同じ目線に入ってくるような感じ。上目遣いで見られたらなんか守ってあげたい、世話したい気分になる効果をつくっている?



まとめ

「愛され力」とは、愛されている自信のことです。人に愛されている自信のある人は、基本的に正しい判断と決断力を発揮し、行動できるので、「生きる力」の強い子どもに育ちます。
「愛され力」は乳幼児期で決まる!? 子どもの「生きる力」を強くする育て方とは
http://ure.pia.co.jp/articles/-/32839

“「愛され力」とは、愛されている自信”これが、マリウスとタオの共通点の源だと思う。2人からは、愛されて育ってきたんだなという雰囲気がすごく出ている。自分に自信があると、自己肯定感を持てたり、存在価値を疑わなかったり、プラスの面が大きいと思う。また、打たれたときにも、絶対的な安全基地(無条件に自分を愛してくれる人がいることを知っていること)があるから、結果打たれ強くなる。それが「生きる力」にもつながってくるのかな。

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