Misfits / ミスフィッツ-俺たちエスパー! 「ブレックファスト・クラブ×ヒーローズ」なイギリスのティーンドラマ


『Skins』などのE4のドラマ、Misfits。ちょうどシーズン3が始まっています。その前に、このシリーズについて書きたいと思っていたので。

大雑把に言うと、Community Service(犯罪者の刑罰の一部として行われる無報酬の作業)中に嵐に遭った5人の若者が、特別な能力を手に入れるという話。
そういえば、敵は誰なんだ?って感じなんだけど、何故か襲われて、それを防ぐために戦っている。時空も超えちゃうしね。
その特別な能力が、それぞれの性格を反映しているのもおもしろい。
それに、その能力はいつでも発揮できるものではなくて、必要な時に出てくる。だから、人によってどんな能力を持っているのかわかるまでに時間差がある。何も知らずに見ている視聴者側も、一緒に考えちゃったりして楽しめる。
さらに、彼らの他にも能力を得た人たちがいて、そういう人たちに襲われたりするんだけど、その人たちの能力もいろいろあっておもしろい。
1番「何だよそれ」って能力は、「ミルクを爆発させる」能力。念力が通じるのはミルクだけなの。しょぼーって思ってたら、それが武器になるからね。
そういう意味では、ちょっと『ワンピース』っぽくもあるかなと。どの実を食べたかによって能力が違うっていう。(ていうか、私は『ヒーローズ』を観たことないので比べられないんだよな)

それに加えE4らしい、イマドキの若者ドラマなところも魅力。パーティ、ドラッグ、セックスあるよ。
それに、オープニングがThe Rapture「Echoes」。この曲を聴いただけで体が反応するようになってしまった。他にもFlorence and the Machine、Metronomy、The Horrorsとか音楽が最近なのも特徴。
それに、時々ドキっとするような台詞がある。若者がみんな洗脳されて真面目なクリスチャンになってしまった時のネイサンが屋上からしたスピーチとか。青春って感じ。

これは、それぞれが特殊な能力を持つってところで『ヒーローズ』と、イマドキのイギリスの若者ドラマということで『Skins』を足して割った感じと言われているけど、タイプの違う5人の若者が共同作業をすることによってうまれるドラマということで、『ブレックファスト・クラブ』の要素もあると思った。

ということで、登場人物の紹介。


ネイサン:お調子者。ムードメーカー。 彼らの物語を先頭に立って引っ張っていたのはネイサンだと思う。このスーパーお調子者で喋りまくりのキャラクターがいなかったら、このドラマはもっとシリアスでサスペンスっぽいものになっていたかも。でも、このちゃらんぽらん(でも、愛嬌のある)がぶっ飛び行動で場を盛り上げてくれるので、テンポ良く軽い感じで物語が進んだ。


サイモン:オタク。暗い性格のため友だちがいない。趣味は動画を撮影すること。好きな音楽はEcho & the Bunnymenなどのポストパンク。わかりやすいくらいのキャラクター設定なうえ、演じるIwan Rheonがはまってる。色白で、目がぎょろっと大きいところが不気味さを感じさせる。喋り方ももごもごしてる。そんなサイモンとネイサンのブロマンスもこのドラマの見所でもある。


カーティス:スポーツマン。正義感があって、女性に優しいところが、このメンバーの中で1番モテる理由かな。でも誰にでも優しいから、ただの女好きって気もするんだけど。あと、この中でのツッコミ担当かもしれない。1番まとも(一般人)な意見の持ち主。だから個性的なメンバーたちの中でこのキャラクターの人気があるのかわからないけど。


ケリー:はすっぱ。言葉遣いが悪い。しかも訛もきつい。いかにも~なロンドンのホワイト・トラッシュ。時に母性本能を発揮したりする。ネイサンは口喧嘩の良い相手。ルックス的にはかわいいとは言えないんだけど、ずっと見てるとかわいく見えるときもあるから不思議。


アリーシャ:嬢王様。セクシーなルックス、小動物の様な瞳で男を狙う。経験も豊富なところをアピール。バックグラウンド的には1番語られてないキャラクターなのかも。でも、かわいいからいるだけで画面が華やかに。彼女の特殊能力と恋の相手にも注目。

でも、シーズン3からは、メイン・メンバーだったネイサンことRobert Sheehanがいなくなってしまった。すっごく残念。彼が物語を引っ張ってたのは確かだし、シーズン2からはサイモンも出てきたけど、彼はシリアスな役柄だからな。
ドラマが人気出てくると、メインをやっていた俳優は映画からもお声がかかるようになる。それで、そっちに力を入れようってなるのはしょうがないことだけど、やっぱり残念だな。 Robertが映画界でいまいち活躍してない感じなのも、さらに残念さに拍車をかける。(ドラマから人気が出て映画で成功するのはすごく難しいんだよ)。その点、Iwanは舞台の人だから(『Spring Awakening』のイギリス版キャスト)安心かな?
そして新メンバーのJoseph Gilgun(『This Is England』)がこのメンバーたちとどんなケミストリーを生むのか、楽しみです。

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