Bandslam

by - 12/31/2009

Vanessa Hudgensは初めは主人公ウィル(Gaelan Connell)が憧れる上級生でバンドのヴォーカル、シャーロットの役をやりたかったと聞いた。でも実際にやったAlyson MichalkaはTaylor Swift風なという特に個性がある訳ではない普通の金髪美人。主人公をやったGaelan Connellもまだまともだった頃のShia LaBeouf風なという、どちらも主役級が薄味で物足りないという残念な配役。バンドメイトも元からいた2人はアジア系とお笑い要員で、濃くてうるさいしマンガみたい。スカウトしてくる子達ももろ文科系な地味なメンバーばかり。だから不良枠のRyan Donowhoが妙に浮いていた。『The O.C.』に出たりしてたけど、元Pagoda(Michael Pittのバンド)だもん。素材が違う。お母さんは『フレンズ』のLisa Kudrowだし。小学生とそのママにはちょうどいいのかもしれない。でもそしたらVanessaの根暗演技は無理があると感じた。どんなに地味で風変わりを装ったって美人なんだもん。見てるみんなもそれ知ってるだろうし。希望した役に落ちたのは金髪じゃなかったからじゃないかなと疑いたくなる。まあ、ラストはVanessaに見せ場があるけど。それにしても学校で1番人気のバンドはあれでいいのか?ああいうのは本当に存在するの?モデルは誰?ほとんどリアルが感じられない世界。携帯やコンピュータがたくさん出てくるあたりが唯一の現実か。MyspaceやYouTubeなど具体的に出てくるし。ラストのハッピーエンドにはもう言葉がない。すごいね。夢は叶うんだよ。でも、小学生相手にDavid BowieやThe Velvet Undergroundって。向こうの子はそんなに進んでいるのか。うらやましい。

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