3:10 to Yuma / 3時10分、決断のとき

by - 9/01/2009

今頃来たかという、2007年のLogan Lerman出演作。西部劇のリメイクだから、音楽もそれっぽくて、元を知らないから本当のところはわからないけど、ちょっと現代っぽくしている感じがした。LoganはChristian Baleの息子役。何だか煮え切らない父親との関係、病気の弟の面倒も見なくちゃいけないし、家を守りたいとか、自分のやらなきゃいけない仕事はわかってるんだけど、このままでいいのかって疑いもある。まあ、微妙なお年頃の少年。初めはえ?ってくらい心配だった演技も、ベテランに引っ張られて最後はすごく良い息子を演じていた。やっぱりベテランとの競演は若い俳優にはすごく刺激になるんだろうな。それくらい、この映画でのChristian BaleとRussell Croweはオーラを出していた。Christian Baleは『バットマン』で鍛えた、正義と悪に揺れる主人公って演技が陶器のような硬い顔に怖いくらい合っている。Russell Croweはあんまり作品を見たことがないからわからないけど、男って感じ。
そして、Ben Fosterは、また名脇役ぶりを発揮。いつか主役をやる時が来るのかな。でも、今回もキレているキャラクターではあるんだけど、衣装が1番かっこよくて、変人というよりはヤングヒーローみたいだった。タイトな軍服風のジャケットに、パンツは下が綺麗に広がっていて足長効果。それで銃をぶっ放す姿は新時代のカウボーイ。
BenはRussell Croweをすごく慕っていて、LoganはChristian Baleを、そしてChristian BaleとRussell Croweの間にも友情が芽生え始めてっていう四角関係にハマると最後は号泣。

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